春夏秋冬〜季節を感じとけ〜
ファンタジーを少々。

陰陽1-5

「まずはどこからしゃべろうか。」
桂としてはどうでもいいから早く帰らせて欲しいというのが第一なわけで。
別に何か凄いらしい鈴のことなんてどうでも良かった。
どうしてそれが自分に関係があるのかが桂にはさっぱり分からなかった。
「あの……」
「なんだい?帰るということば以外だったら聞こうか。」
「この話はどのくらいかかりますか?」
桂は早くこの場から立ち去りたかった。
これからなんだかわからなそうな話をされそうなのは目に見えている。
別に何か問題を起こしたとか、そういう正式な理由があるならまだ分かる。
だが、今までの流れをみるとそうでもなさそうだ。
それに、何といっても面倒…この言葉が今の桂の状態からピッタリな言葉だといえるだろう。
「まぁ……君次第かな?」
「はぁ…」
なんと曖昧な言葉なのだろう。
桂だけでなく、他の皆もそう思っただろうと思われる。
とりあえずここで分かることは立ち話ですむぐらいの長さではないなということが分かった。
「まぁ立ち話もなんだから座って。」
「立ち話ですまない話ならまた後日にさせていただきたいのですが。」
桂の頭の中には“早く立ち去りたい”の一言しかなかった。
いくら校長とはいえ、貴重な放課後の時間をつぶされるのはたまったもんじゃない。
「そんなことゆーなよー。ゆっくり話をしようじゃないか☆」
「私はしたくありません。」
いつもはこんなことはないのだが、段々と素が出てしまっていた。
でも仕方の無いことだろう。相手はしばらく自分を放しそうに無い。
「んー……じゃあ、別に聞かなくてもいいけど……即・退学★」
コイツはタチの悪い馬鹿である。
桂は校長に対して失礼ではあるが、そう感じる他無かった。
「………分かりました。聞きます。」
校長室にあるソファに腰をかけ、呆れた顔で校長の顔を見上げた。
校長もそれに満足したのかニコニコと微笑みながら腰をかける。
このとき、桂はあることを思っていた。
今日の夕飯はなんだろう……と。


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  1. 2005/08/26(金) 19:34:42|
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第3話‐4

授業も終わり、光とは別行動になった。
光はサークルへ。俺は家へ。
しばらくは安静にして休んでいたかった。
夢に翻弄されるわ、変な少女はやってくるわ…もう、非現実的過ぎる。
帰りの電車の中でもずっとうとうとしていた。
家につくとふらふらしながらも自分の部屋へ入った。
すると隣では多分すでに要は帰ってきていたのだろう。
がさごそと物音がした。

トントン

「……要?」
ノックをしたあとに扉を開けると、要は何かを探している様子だった。
きっと普段は全然使わないものだったのだろう。押入れの奥底まで探すほど熱心だった。
「神楽。帰ってたんだ?」
「あっ……うん…。」
俺はとりあえず“この状況何?”というまなざしで要を見ていた。
要もそれに気づいたようで、あぁと口で付け加えた。
「ちょっとさ、漫画探してるんだよね。」
「漫画?」
「○国少年パプ○くん」
俺的にはあまりついていけないノリの漫画だったのだが、要には凄く面白い漫画だったらしい。
たしかそれは俺が小学校ぐらいに大ブレイクした漫画だ。
「なんでいきなり。」
「なんでって……読みたくなったから。」
その言葉に呆れたわけでもなかったが、一緒に探すのは面倒なので部屋に戻ることにした。




  1. 2005/08/25(木) 16:57:33|
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陰陽-plorogue-3

「で、どうなんだ?」
「そうだねぇ……設定は整ってきてるよ。」
「そうか。」
「とりあえずアレが必要なんだよね。」
2人の間でしか分からないものがとても必要だった。
それは今後世界が酷く変わっていくこととなる。
「その前に俺は対極であるものを取り返さなくてはならない。」
凛慈は手元にある鈴をみた。
そこには“陰”と記されている。
“陰”があるということは“陽”があるということ。
つまり対極が存在する。
「そうだね。適合者が現れないうちに早くね。」
「あぁ。」
そういうと、白髪の男は歪の中へ入っていった。
その姿を確認すると、凛慈は鈴を鳴らして口を開く。


「封」


その一文字にとても重みがあるように歪はどんどん小さくなっていった。
そして歪とともに森の中のものがすべて元通りになっていた。




  1. 2005/04/24(日) 09:07:45|
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あぁどうしよう。

今気づいたのですが、カウンターが消えてました。
何故でしょうか。
テンプレートを変えたからですか?
それとも珍しく更新しちゃったから。(涙)
カウンターをまたつけようかどうしようか迷ってます。



  1. 2005/01/31(月) 18:32:47|
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